灯 Tomoshibi

静かに灯るような、上品な香ばしさ。じっくりと火入れした“うずらのコンフィ”は、皮の香りとともに、しっとりとした旨味がほどけていきます。

香ばしく焼き上げた金目鯛の鱗が、心地よい食感のアクセントに。トマトと焦がしバターのソースが、上品な脂を引き立てます。火入れと香り、二つの技が織りなす至福の魚料理。

熟成鰤、鰹の藁焼き、秋刀魚の漁火おろし添え。それぞれの魚に合わせた薬味と仕立てで、海の恵みを贅沢に盛り込みました。旨みと香りの余韻が、静かに広がる一皿です。

白老牛やふらの和牛など、仕入れで変わる道産和牛を厳選。しっとりと火入れされたロティは、噛むほどに旨みが溶け出します。肉の力強さと繊細さ、どちらも堪能できる逸品です。

香ばしいほうじ茶と上品な和栗の甘み。しっとりとした口どけの中に、やさしい苦味と香りが広がります。食後の余韻まで楽しめる、秋にふさわしい大人のモンブラン。

季節の彩りを詰め込んだ、はじまりの一皿。からすみ大根や数の子白和え、エビの紹興酒漬けなど、旬を感じる六種の小鉢を日替わりで。ひとつひとつに、季節の香りと職人の手仕事が息づきます。